父母、妻、子供、彼女、彼氏の誕生日が近づくとお祝いしたいという気持ちが溢れだし、落ち着かなくなります。夜もプレゼントのことなどを考えると眠れなくなるという方もいらっしゃるかと思います。大切な人の誕生日は年に一度の特別な日です。そんな誕生日にまつわるお話をお伝えします。
日本で誕生日を祝うようになったのは
現在では一人一人が生まれた日を誕生日としてお祝いしますが、日本では明治時代以前まではそのような習慣がありませんでした。年齢は数え年で数えられており、お正月にみんな一斉に年を重ねると考えられていたのです。昭和25年に施工された法令によって、生まれた日に年を重ねるとされました。その法令がきっかけとなり、各自で誕生日を祝うようになりました。
「プレゼント」は想いを贈ること
誕生日といえば、プレゼントです。プレゼントというと相手に贈り物をすることでもありますが、もっと深い意味が込められています。プレゼントの由来の諸説はいくつかあるとされています。うち、ひとつは「PRESENT(プレゼント)」は、「PRE=あらかじめ用意する」「SENT=贈る」が組み合わさった言葉とされており、「相手を想いながら時間をかけて用意したものを贈る」という意味だとされています。もうひとつは、「PRESENCE(存在する)」という言葉が由来となっているとされており、「あなたのことを想っている人がいます」という意味が込められているとされています。このことから、プレゼントはモノだけでなく相手を想う気持ちを贈ることだといえます。
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